2011年の震災がきっかけで 古民家での自給自足生活を目指し
仕事をセミリタイアした私が 古民家を探す際のポイントをお伝えします。
あくまで素人目線なので、このポイントを満たしていれば絶対大丈夫なわけではありません。
また、予算がいくらなのか・・・どんなスタイルでの古民家生活を考えているか・・・
によっても判断ポイントが変わってきます。
私の場合は、
・予算は売り価格が400万以下。
・屋根瓦・基礎・床の修繕費が必要ない物件。
・ガス・水道・電気にできるだけ頼らない生活を構築できそうな物件。
・風呂・台所・トイレの状態は重要視していない。
(最悪、風呂は無くてもいい。年間4万円で入り放題の年間パスのある銭湯がある。それか同じ町内の実家で入ればいいかなと。台所は使える状態じゃ無くても、整うまでは キャンプのテントを張って焚き火台で屋外で調理。トイレも自分で作ろうと思っていました。)
・畑があるのが必須。
・鶏を数羽とヤギ1匹を飼っても迷惑にならない程度に周辺の家が離れている物件。
私の考えている生活スタイルが普通じゃないので、参考にできる部分と できない部分とがあると思いますが
古民家購入の際に確認しないといけないポイントは 大きく見て3点あります。
それは・・・
まずは、屋根瓦の状態です。
雨漏りはしていないか。 総葺き替えしたのはいつ頃か。 必ず一番初めに聞きます。
瓦の状態が悪く 総葺き替えが必要な場合、数百万かかります。この時点で、他がどんなに良くてもパスです。
次に・・・
基礎が腐っていないか。
これは、判断がなかなか難しいのですが
購入時の条件に「住むために大幅なリフォームが必要です。修繕費は買主さん負担です。」と書いてある物件は基礎から直さないといけないかも・・・と思っていた方がいいです。
私は、実際に家のなかに入って畳の剥がしてある床を歩いてみた感触で判断していました。
床を踏み抜くと危ないので、地下足袋・モンペ姿で行っていました。
修繕費が必要なことを明記してある物件は、その分を差し引いて安い値段になっていることが多いです。
安くなっていなければ、値段の交渉をすれば 下げてくれる可能性が高いです。
あとは・・・
床下の状態です。古民家は床下が高めに作ってある場合が多いです。外から覗いて見れるなら必ず見ておきます。
ジメジメしていないか・カビ臭くないか・獣のフンで荒れていないかなど。
加えて・・・
屋根裏に獣が住んでいる形跡はないか?を外から見てわかる程度で観察していました。
網などで屋根裏部分に侵入されないような工夫がしてあったら、何かしらがお住まいになっている可能性が高いです。
ハクビシンが多いようです。
他は・・・
細かいことは探せばキリがないのですが
「その古民家で何をしたいのか?」によって変わってくると思います。
建物以外のことで気をつけておかないといけない事は・・・
私の場合は、井戸水を利用したいと思っていて、井戸が無ければ打ち抜き井戸を掘ろうと思っていました。
なので、水が汚染される可能性があるものが周辺に無いかどうか・・・を地図で調べていました。
養鶏場・ゴルフ場・化学薬品を使う工場などです。
この3年間で私が古民家物件を探す際に気を付けていたポイントは以上です。
これから実際に住んでみて気がついたことがあれば、リアルタイムで発信していきたいと思っています。