神社でおみくじを引いた経験が今までに一度は あると思います。
今回は おみくじについてお話ししたいと思います。
おみくじを引いて中を見た時に一番気になるのは
大吉!!とか 中吉〜だとかの運勢の部分だと思いますが
実は・・・
一番重要なのは運勢がどうだったか?ではありません。
おみくじを引いた時に一番大事なことは、運勢の下に書いてある文章です。
その文章を読んでいて、何か はっ!! と思い当たることがあったり、今まさに悩んでいることの答えがそこに書いてあれば、それは神さまから貴方への貴重なアドバイスです。
私の場合ですが
神社でお参りするときにお願い事をすることは稀です。 お参りできたお礼と いつも護って下さってありがとうございますという気持ちを伝えて手を合わせています。
普段は こんなふうにお参りしています。
それは、神社の鳥居を一礼して入ったあたりから ご祭神の神様へ向けて頭の中でこんなことがありました〜とか
いつもありがとうございます〜とか空気が清々しいですね〜とか、くだらない事ですがなんとなく話しかけています。
道端のお地蔵さんにも同じように話しかけています。
私の祖母(四国88ヶ所札所のお寺生まれです。)がいつもそうしていて子供だった私も自然にそうするようになりました。
ただ、妹も一緒にいたはずですが、妹はお地蔵さんには話しかけていないようなので 私がしたかったからしていた・・・だけかもしれません。
普段のお参りはそんな感じですが・・・
お願い事がある時には、こんなふうにしています。
お参りをして手を合わせているときに、願う内容をできるだけ詳しく説明します。
叶えてほしい理由は何故か。 具体的にどんな内容なのか。 それが叶うとどうなるのか・・・などです。
そして、それに対するアドバイスをもらえないでしょうか?という気持ちでおみくじを引きます。
あくまでも私の場合ですが、そんなふうに引いたおみくじは、心にグッと突き刺さるような内容が書いてあったりします。 暖かい心に沁みる言葉に境内で泣いてしまうこともありました。
そんなふうに、
おみくじは神様からの暖かい応援のメッセージなのです。
時には厳しめの内容だったり運が無さそうな内容の場合もありますが、そんな時は、転ぶ前に教えてくれてるんだなぁと受け取っています。大難が小難になるように・・とのアドバイスだと。
おみくじの見方が少し変わったのではないでしょうか?
今回のお話は、
おみくじは神さまからの暖かいメッセージなので、お願い事が特にない時は参考にして
お願い事がある時には、ピンポイントでアドバイスをもらえるかもしれませんよというお話しでした。
少しでも神社を身近に感じられたら とても嬉しいです。